最近、ネットで、梅田望夫さんの新刊について色々と感想が書かれているのを見て、興味が湧いて買ってみた。■ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか序章:混沌として面白い時代 第一章:グーグルと「もうひとつの地球」 第二章:新しいリーダーシップ 第三章:「高速道路」と「けものみち」 第四章:ロールモデル思考法 第五章:手ぶらの知的生産 第六章:大組織 vs 小組織 第七章:新しい職業 終章:ウェブは自ら助くる物を助く 目次はこのようになっている。各章ごとに更に細かく目次があるがそれは割愛する。でもその内容の一部を、これからの感想の中に散りばめてはみた。 さて、私はもうネットは「あちら側」では無く、インフラとなる時代になると思っているが、同時に自分が「ネット住人」だとも思っている。まさに「一身にして二生を得る」という時代を見ているのだと思う。 私がネット(パソ通がスタートだが)の楽しさを知り、そこにはまり、そこに「住み続けて」きて、そして今、ネットは別世界ではなく、インフラとしてリアルと融合している時代が見えてきた。今の若者達はきっとそういう見え方をしているのだろうと思う。この変化の時代に立ち会えた事を、面白いと思っているし、寂しくも思っている。 境界線などが無い時代になって、そしてそんな若者達の感性はもっと違っている。特別な物では無くて、当たり前の物だから。そういう変化を見ていく事についてはこれからも続けたいし、楽しみたいと思っている。 新しいリーダーシップについては、仕事から離れると分かる。ネットで色々なイベントや出来事がある。そこに無償で取り組む人達がいる。それは世界に影響を与える事ではなくても、好きで参加するってのはあるよね。その中でのリーダーシップというのは、結局、そこに命を賭けるぐらいの人が出てこないと難しいんだろうというのは分かる気がする。「本気」の人がいて、初めて動き出すから。 私はそういうタイプじゃないから、そういうリーダーの友達ぐらいのポジションで良いや(笑)。何処にも所属せずにふらふらしてる方が性に合ってるし。高速道路も走ってないなぁ。これが高速道路かと思いながら、それをのんびり見て歩いてる感じ。これはあくまでも趣味におけるネットへの関わり方で思う事。 もし、実名でブログをやれたら……と思わないでも無いんだけれどね。私という「個」のアピールが何処まで出来るかやってみたい気もする。ただ、会社の絡みがあるからなぁ……断念してる訳で。失言多いしな(笑)。 さて、前半はネットについての話題が主だが、後半はそれらを踏まえて、時代が変わったという事から、現実世界でどうやって生きていくかという内容になっている。そして私はここが重かった。私の今の仕事状況は、大組織の中の小組織に属していて、好き勝手やらせて貰えているけれど、結局は会社全体というスタンスで見ると、大組織に属する動き方を考えなくてはならないのだろう。そして、それなりに合わせているし、慣れてきた中で自然と前向きに取るような意識付けも出来てきた。 ただ、同時に、情報開示がされない状況への苛立ちもあるし、もっと知りたいという欲求もある。これは会社内も外も。そして外ならある程度の所までは簡単に集められる状況になった。後は「意識する事」じゃないかと思っている。ロールモデル思考法でやるかどうかはともかく、それを「意識する事」で変わると思う。意識しなければ何も変わらないから。 そして「三十歳から四十五歳」という時期をどう過ごすかといった話題が、一番きつかった。まさにその通りだから。年齢も、そして状況も。私が何を意識し、どう進もうと「意識するか」が大事な時なのだと思う。停滞感が漂っている時期だしなぁ。「輝く個」になるという場合、何が自分にとって「輝く」なのかが見えていないというか。 新しい職業・古い職業という見方が第七章ので出てくるが、私は躊躇わず新しい職業へ行くだろうとだけは思った。別に今の仕事を辞めたいとかではなく、選ぶ時の基準が「新しい職業」という未知の、そして可能性を感じられる物へ行くだろうから。特に出来たばかりとか、新しいとか、これから自分達で方向を決めるとか……そういう物へ惹かれて止まない。 今、家庭もあって、そうそう冒険は出来ない。今の会社でしっかり働きたいという意識もある。ただ、それ以外の何かを持っておきたい気がしてならない。それが何かはこれから考える。その方法がロールモデル思考法になるかどうかも未定だ(笑)。ただ、アンテナを今まで以上に高くして、より多くの関わり合いを積極的に持って行こうと思う。動かなければ変わらない。意識しなければ考えられる訳も無い。まずは意識して、そして動いてみようと思う。 その動く中に、今こうして趣味でやっているネットでの活動も絡められるかもしれない。仕事の為ではないけれど、色々な人達と出会えるきっかけでもあるし、私自身の楽しみにもなるし。その中で、自分自身の考え方や物の見方、他の人のやっている事、それを会社を離れた所で知る事が出来る事に意味があるようにも思えてきた。その先に自分なりの「新しい職業」が見つかるかもしれない。 正直、前半は、これまで書かれていた事の総集編という感じで気軽に読んでいたんだが……後半のどう生きるか、どういう働き方をするか、そこにどういう意識を持つかといった辺りは、かなり堪えた。「新しい職業」……今の仕事をしながら、自分なりにそれを見つけてみたい、そう心から思った。 ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687) posted with amazlet on 07.11.16 梅田 望夫 筑摩書房 (2007/11/06) 売り上げランキング: 7 おすすめ度の平均: ![]() 次なる提示 坂本竜馬 言霊ってあるんだと実感 |
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[ネット][感想]「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか」感想 - ひとりごと
通常、感想はこちらに書くようにしているんだけど……今回は書きながら、本の内容への感想だけではなくて、そこから自分の仕事についてやネットの関わり方といった部分も考えさせられて、それについて色々書いてみたので「ひとりごと」の方に書いた。 感想の中でも書い ...続きを見る |
明日は明日の風が吹く 2007/11/17 00:14 |
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