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help リーダーに追加 RSS 残業なんてしたくない

<<   作成日時 : 2005/08/02 22:07   >>

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 仕事をやっていて当然のように思う訳だが、残業なんてしたくない。いきなり結論は最初に出ているんだが(笑)、実際こんな事をネタにしたくなるぐらい、会社というのは残業を求めていると思う。

 例えば、会社としては8:30〜17:30が業務時間で、昼休みが12:00〜13:00とする。これで一日の業務時間は8時間となる。これを超えれば残業となる訳だ。そして残業無しで帰れる事などほとんど無い。

 そして忙しい日は当然どんどん遅くなり、気づけば21時や22時という事も無い訳ではない。繁忙期だと、1時・2時になる事もある。これは仕方が無い事だと思う。やらなくてはいけない事があり、そしてそれに日限が切られていれば、当然残業だろうが徹夜だろうがしなくてはならないし、やる。私の基本的な考えとしてはこうなる。

 だが、この考えと最初の結論が矛盾しているようにも見える。実際言葉だけ見れば矛盾している。そこで、最初の結論を次に出てきた私の基本的な考えと合わせつつもう少し掘り下げて、矛盾を解消してみようと思う。解消というよりは、言葉が足りなかった所を補足するという方が近いかもしれないが……書いてみよう。

 前提条件として、仕事についてどう考えるかを書いてみる。

 まず、仕事をするという事については、好き嫌いはともかくとして、精神・肉体面に悪影響を与えない範囲で頑張るべきだとは思っている。そして瞬間風速的には無理をする事も有り得ると考えている。

 そして出来る限り効率良く、少ない労力で大きな成果をあげる事が理想だと思っている。その為には、内容を理解する必要があり、内容を理解する為には、最初に苦労しておく事が重要だとも考えている(これは経験則)。

 これはつまり、初期には内容を理解出来ていない為、要領良く物事を行う事も出来ないし、その分同じ事をしても時間がかかり、結果として残業に繋がる事もあると考えている。これは残業をしたいしたくないには関係無く、そうなってしまうという事が予期される。逆に最初の頃は要領が悪いのだから、上司等は考えて業務の量を割り振ってやる必要があるだろう。

 この段階迄は、感情としての「残業をしたくない」はあっても、現実問題として「せざるを得ない」という事も頭で理解出来る。ここで頑張って自分の理解を深めなければ、この先やっていけないとなれば、残業する事をどうこう言う前に、仕事を理解する事に専念すべきだから。

 ここから次の段階に進むとどうだろうか。

 仕事も分かってきて、それなりに要領良く出来るようになってきた。すると同じ業務量であれば、前よりも仕事を早く終える事が出来る。ここで、周りの仕事量を見てみるのは一つの手だと思う。自分がやっている量が多いのか少ないのか、周りの人はどれぐらいの仕事をどれぐらいの時間をかけてやっているのか、比較してみる訳だ。

 同じ部署にいても、人によって担当や役割が違うので、一概にそれで全ての比較が出来る訳では無いが、ある程度の目安にはなるだろう。そこで「自分が理解した」と思う範囲がどれぐらいかが分かる。そこで満足するかどうかも分かる。もしくは、自分の役割に徹しようという考え方もある。

 ここで現状の仕事を効率を良くしようと考えた場合、深堀しようと考えた場合、理解した事によってもっと広げなくてはいけない事があると考えた場合、それぞれやり方が変わっていくだろう。

 効率を良くしようと思うのであれば、無駄を省き、短い時間で最大の成果をあげる方法を考えれば良い。そうすると、定時間内で仕事を終えつつ、成果を増やす事も可能だろう。

 深堀をしようと考えた場合、やはり無駄は省きつつ、必要な勉強をする事になる。これが会社でやるのか帰宅後に勉強としてやるのかによって帰宅時間は変わるだろうが、必要のある事の為に残業になるのであれば、問題は無いだろう。私ならば、効率良く仕事をし、無駄を省く事で浮いた時間を勉強に当てようとするだろう。ここまで余裕が出てくる時にはそれなりに理解は進んでいるとは思うが。

 さて、更に広げようとした場合はどうだろう。今までの仕事を効率良くやりつつ、広げようと意図する領域について勉強したり試したりする訳だが、これはやった事が無い分野になる場合は、ふりだしに戻ったと考え、無駄が多くなっても仕方無いだろう。中身が分からなければ、そういう無駄もあるのだから(そしてそれが無駄だと分かる事も経験として必要だと思う)。

 ここまで挙げたパターンでは、まるで残業してでも頑張れという内容に見えると思う。実際、そういうつもりで書いているので、そう取って貰って問題は無い。私は「必要性のある残業は認める」という考えなのだから。

 では、タイトルに書いた「残業なんてしたくない」とはどう繋がるのか? これは、上記の仕事のやり方で書いたように「必要があっての残業」とは違い、「とにかく残業を前提とする」事を否定しているのだ。

 私は仕事をする上で、まずは定時間内で仕事を終わらせ、早く帰宅して自分の時間を有意義に使いたいと思う。だからこそ、無駄を省き、効率良く仕事を捌き、頑張ろうと思える。そして必要があれば(上記のように勉強の為や、自分の領域を広げる為)、残業をしてでも頑張る。それは残業ありきではなく、ある意味「仕方のない」残業であると考える。

 実際、私が仕事をする上で、どうしても資料が纏まらず延々と残業し続けた事もある。期限が翌日までで準備をしなくてはならず、半徹夜でデモ準備をした事もあるし、資料作りで駄目出しを喰らって徹夜した事もある。自分の結婚式の前々日迄に資料を作らねばならず、2時過ぎまで会社で作業をした事もある(上司は出来上がるまでつきあってくれた)。

 これらについては、残業になっても仕方が無い事だと私は判断する。寧ろ、残業しなくてはならないような段取りの悪さや自分の頭の悪さに腹が立つだけだ。時には急に電話がかかってきて急な依頼を受ける事もあるが、それは緊急事態という事で例外処置のつもりでいる。いつもいつも時間の無い相談ばかりする人は信用出来なくなるし、大体そういう人の相談案件は決まらない。たまにそういう事があっても、普段はきちんと商談の流れに沿って相談をしてくる人は信用出来るし、そういう人が緊急で相談してくるからこそ、こちらも残業してでもどうにかしてあげたいと思えるのだから。

 私が嫌いな残業は、上にも書いたが「とにかく残業を前提としている」場合に限定されるとも言える。初めから「定時で帰るなんでとんでもない、24時間365日働くぐらいのつもりで働け」という考えの人達の中にいると、特に強く感じる。

 初めから早く帰る気が無ければ、昼ものんびり仕事が出来る。そういうタイプはどうでも良い事にも拘って時間を無駄にしているように見える。上記の通り、全力でやってそれでいても止むを得ない場合(時間が足りない等)や必要性がある場合(敢えて勉強をする等)の理由であれば、残業をする事もあるだろう。初めから残業する事を前提とした仕事の仕方は間違いだろう。

 この間違いのパターンは簡単に2つ。

1.とにかく時間をかければ良いと夜まで残る
2.残業・徹夜を前提とした仕事量を請け負う

 1の場合だが、自分の仕事を終わらせて帰ろうとした時に「もう帰るのか」とか言われる場合を想定すると分かり易いだろう。終わったのだから帰るのが当たり前。大体、残業をするのを前提とするから「もう」という単語が出てくる。定時間内に終われば理想だし、終わらなくても早めに終わらせる努力をしてしかるべきだ。それを「もう」と言うのは、もっと遅くまで働く事を「前提」としているからだ。こういう指示には全く従う気は無いし、実際に従った事は入社以来一度も無い。

 2の場合はシステム開発現場等に多いように思う(この思うは、SEやPGがサイトやブログで書いている内容が、やたらそういった内容になっているからという事と、私が現実の仕事で付き合いのある会社でも似たような状況にあるから)。初めから無理をする事を前提としている。だから倒れていく人が増える訳だ。

 この2の場合の内容は、よく2chスレで出てきたりもするし、素晴らしきこの世界を見てもらっても良く出てくるネタでもある。初めから徹夜して限界まで仕事をする事を前提としているので、悪循環に陥っていくのだ。これらは、仕事を続けるという意欲を失わせていく物であるし、これに慣れてしまった人間が出世していけば、改善しようという意欲など湧く筈も無い。そして役職が低い者が改善を申し出れば「やる気が無い」とか「根性が無い」と言われて終わるのだ。

 実際、やむを得ず徹夜になる事もあるし、それはそれで頑張るしかないが、それが通常にはしたくないし、する方がおかしい。「100mを10秒で走れるからといって1000mを100秒では走れない」といった例えを何処かで見た事があるが、本当にそう思う。それを日常として行おうという考え自体が異常であり、無理な事なのだから。

 上記の2パターン以外であるのが「付き合い残業」だ。これも勘弁して欲しい。上記1・2どちらのパターンでも有り得るのだが、自分の仕事が終わっても、周りがまだ仕事をしてるから「帰り辛い」気分になり、付き合いで残業をしてしまうというものだ。こういう残業は、本当に勘弁して欲しい。

 その人がいなくてはならないのであれば、帰るのは確かに周りに迷惑をかけるだろう。しかし、個々の仕事を持っていて、それが終わって帰る事をまるで「いけない事」をしているかのように扱う事で「帰り辛く」してしまうのはどういう事だろう。この異常さに気づかない者は結構多いように思う。

 私はここまで書いてきたように、必然性のある残業を拒むつもりは無いし、それは働いている者としてやむを得ない事だとも思っている。しかし、付き合いで残されたり、必要以上に押し付けられたり、初めから無理な納期の仕事をさせられたりした事で、残業になってしまうのはごめんだ。ましてや付き合いで残業なんてしたくもない。

 早く終わるのであれば、出来る限り全力で仕事を終わらせ、早く帰り、そこからは個人の時間を持つ、それをおかしいという人がいる現状こそがおかしいのであり、自分のおかしさに気付くべきだ。

 いや、残業は当然するべきだ、休む暇があったら働くべきだ、というのが正しく、そうでなければ出世できないという事であれば、私は全く出世などしなくて良い。もし、そうでなく、私がそれなりに役職が上がるなら、くだらない残業などさせないようにしたい。何故なら、私の考えとしては「残業しまくらなければならない程効率が悪い」か、「だらだらと仕事をしている」としか思えないからだ。

 本当に効率も突き詰めて、更にその上で仕事をいっぱい頑張ってやっている人については、その人の好き好きでどうこう言うつもりはない。そういう人は結果も残しているのだろうし(残していない時点でこの条件からは外れる)、当人は残業しないという事よりも、仕事を頑張る事を楽しんでいるのだろうから。

 私はそういうタイプでは無い。出来るだけ個人の時間・家庭の時間を大事にしたいと思うし、付き合いで会社に残るぐらいなら、さっさと帰ってしまいたい。上司が働いているから残ろうなどとは欠片も思わない。そして仕事で稼いだ金を、家族の為に使いたい。そういう家族のコミュニケーションすら取る時間を与えない事を前提としたシステムなど糞喰らえだ。私は、自分自身と、そして家族の為に働く。それは家族との触れ合いと、幸せの為であり、家庭を犠牲にしてまで会社の為に働く為では無い。ここをはき違えて、ただただ残業をするのが当然のような風潮を作る人間とは、私は距離を置いていく。

 私は、意味の無い残業などしたくはない。

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コメント(12件)

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貴方の気持ちよくわかります。
仕事していた時はよくそんな風に思いました。
トラバ勝手ながら付けさせていただきました。
吉田敦子
2006/01/20 00:06
私もまさにそあなたと同じタイプ。無駄な残業はしたくありません。どうしても期日までにしなくてはいけない仕事が終わっていないなら残業はします。でも、先輩とか見てもそ〜んなに仕事なさそうだし、メールばっかりしている。それなのに残業…いつもフロアで下っ端の私が定時過ぎに先に帰っています。すごく帰りにくい…上司からは『仕事しないやつ』と思われているのかな?そんなことないのに…
あ〜ちゃん
2006/02/07 20:27
やらなくてはならない時に、結果として残業する事はあるし、それはある程度仕方が無いとも思ってます。ただ、残業しないで帰る事を「悪」と見るとか、「仕事をしていない」と思われるのは心外ですよね。

だらだらといい加減に仕事をして残業してる奴が、真面目に取り組んで早く仕事を終わらせる人よりも評価されたりとか、そんな上司は持ちたくないですね、お互い。
☆YAS!☆
2006/02/10 20:19
全く同感。
「残業しまくらなければならない程効率が悪い」か、「だらだらと仕事をしている」この信じられないタイプが多い、私の周囲では。ン?イヤ、目についてしまうのかもしれない。
しかし、上司は、気づいていないわけではなく、分かっていても諦めているバターンだ。
自分の残業に対する概念だけは崩したくないと強く思う。
それが自分の為だ。向上心であると私は思っている。
U〜
2006/09/30 11:45
はじめまして。
元SEで、今は派遣社員としてハードウェア設計の側で対応しています。
ここでお書きになられていることには共感します。

SEの頃、残業は「常識」とされ、金曜午後には主任から休日出勤の要請がありました。そして土曜出勤を断ると、別の主任から「勝手過ぎないか」と説得されました。定時退社を繰り返した場合も同じでした。

今の派遣先も、残業が常態化しています。
派遣だから、残業した分は給与に反映されますが、「残業が前提」の業務スタンスには反対です。帰りづらさについては、「自ら仲間はずれになる」かのような気まずさがあります。

それだけに、総務部門による社内放送
「本日は一斉退社日です」
が、毎週むなしく響き渡るのです。

私は、緊急性が無い限り「定時退社」「定時が終われば自分の時間」が原則と思います。

毎日定時間内でコンスタントに集中力を維持して対応することのほうが、よほど効率的だと私は思うのです。言い換えると、人間いつまでも「根性」を前面に出して仕事を乗り切ることは出来ないと思います。
はたやん
2007/03/19 18:15
今は営業ではなくてスタッフになってますが、それでも気持ちは同じです。残業してる=頑張ってる、なんて概念はクソ喰らえという考え方です。それで周りに冷たい目で見られたりもしますけども。

だらだら無駄な時間を過ごすよりは、気合いを入れて、集中して仕事をして、さっさと帰りたいですよね。これからも私はそういう仕事をしていこうと思います。
☆YAS!☆
2007/03/20 23:16
再び現れました。

派遣先では「自分から動いて、より多くの仕事をもらう」ことが評価アップにつながるとかで、正社員たちはその動きによって必然的に「毎日残業」「そうならない=仕事をもらっていない」になるようです。

これって、「残業=頑張っている」を象徴していますよね。
多い案件をカバーするには必要かもしれないけど、特にこの時期、インフルエンザが流行し始め職場内にも患者と思しき人が無理して出社しています。
ウイルスもらって「共倒れ」にならないよう、余計「定時間で集中」を意識するようになりました(笑)。

その分、今日は帰るころに睡魔が・・・いつもより早い。
はたやん
2007/03/21 01:07
「仕事をしっかり頑張る」の定義が、人によって違ってきているのでしょうね。私の会社には社内のSNSがあるのですが、その中でも残業の話題が出ています。

さっさと帰れる部門、有給休暇も特に苦労せずに取れる部門などもあるのですが、逆に有給休暇が腐りまくりになる(私などもそうです)人もいますし、本当にバラバラです。

そしてそのそれぞれの部門では、有休や残業に対する考え方が違うんですよね。だらけているのではなくて、そういう考えの中で、しっかりやっている所と、だらだら残業している所、仕事量が多すぎて否応が無しに残業だらけになる所……様々です。

私も仕事があって残業するのは厭わないですが(多すぎたら人を増やせと上司に交渉します)、意味無く「会社に居続ける事が頑張っている事だ」という考え方には反対ですね。そういう所には「仕事をしていない」と思われても構わずに帰ります。文句を言うなら異動します(笑)。
☆YAS!☆
2007/03/21 08:54
かつてSEとして勤めた会社を辞めた日、取れずに残った休暇が40日ありました・・・
取った場合のほとんどは「体調不良」で、休養や私生活を充実させることには回せませんでした。

その最終日、部長から「この部署に対する提言があれば厭わず話してほしい」と言われ、「人員不足から来る慢性的な残業」を理由に「負荷の低い部署から増員に回すべき」と主張しました。

これに対する部長見解は、「エントロピーの法則といって・・・」で始まり、「隣の芝は青く見えるものだ」との的外れなものでした。

ハケンの今は、進行中のプロジェクトが終わるタイミングで身の振り方を考えます。
はたやん
2007/03/21 21:30
結局、上が「残業が多い現状を肯定する」時点で、もうどうしようもないのでしょうね。私が何れ「上司」なんて役職になる事があったら、成果を出す事と残業をしない(もしくは少ない)という事を同時に成立させられるように頑張ってみたいと思ってます。
☆YAS!☆
2007/03/21 23:26
結局、残業が常態化している部署ほど業務の六守勢が強く、管理職も「内部昇格」が基本のようです。

当然、他部署との人事交流がほとんど無く、流れを変えるには「残業緩和を意識する社員」が昇格するのが最善の道かもしれませんね。
はたやん
2007/03/21 23:55
誤記訂正
>六守勢が強く
「特殊性が強く」でした。

特殊な領域を担当する部署だと、当然管理職にもその領域に関する知識が要求され、管理職の間でも敬遠されているのではないでしょうか。
はたやん
2007/03/22 22:54

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